2017年8月16日水曜日

シングルスカル 安全 その1 転覆したら

シングルスカル安全 その1 転覆したら

シングルスカルは、漕艇種の中で一番不安定です。
オールから一瞬でも手を放せば転覆間違いない。
ですから、私は、宮ヶ瀬湖ボートクラブが主催する「沈体験」で「回復」を達成してから、相模湖で、シングルスカルを漕がせて頂けるようお願いしました。

沈からの回復のポイント


  • 沈したら、慌てず靴を脱ぎ、水面上に顔を出します。
  • 艇を起こします。
  • 乗り込む舷と反対側に回り、オールを縮めます。これにより、乗り込む舷側に回った時、両オールのグリップで片手で同時に握ることが容易になります。
  • 自分の体は自分の浮力で浮くこと。決して艇に頼って浮こうとしては良けません。艇か傾きます。
  • シートはバウ側に
  • 片手で両グリップを握り、艇を安定させ、その手の肘はりガーにそえます。
  • 反対側の手でガンネルを掴みます。
  • 腰まで一気に乗り込みます。
  • うつ伏せ状態から仰向けに体を回転します。グリップは握り続けますから回転方向はは間違えない様に。
  • 仰向けになったらグリップを反対の手で掴み、上体を起こします。
  • バランスを優先して、横座り状態からシューズに足を入れ、回復です。
シングルスカルと謂えども船です。その精神は自己責任。回復の術は身につけてから、漕ぐことをお薦めします。

私の沈からの回復要領です。



只この動画で真似しない方が良い、いや、敢えて言うと私には真似できないことは、反対側のオールは、こちらから掴むのは困難です。先ずは、反対舷に回りましょう。

宮ヶ瀬湖「沈体験」教室の先生による模範演技
 
先の動画に近いのは黄色シャツの先生。艇の上で立ち上がることは、先ずはやらないこと。

 教える先生がまちまちでは、教わる側が何を信じたら良いか戸惑うでしょう。教える側が、先ず洗練されて、沈から回復の理想を学ぶことから始めないと、教わる方には失礼ではないか。と思います。


そんなんで、私はオーソドックスな一例のみお教えします。

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